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世界標準協力(WSC:World Standards Cooperation)国際規格をリードする団体である国際標準化機構(the International Organization for Standardization)(ISO)・国際電気標準会議(the International Electrotechnical Commission)(IEC)・国際電気通信連合(the International Telecommunication)(ITU)の三つの団体と共に、「アクセシビリティ」に関する世界各国の近年の状況や課題について議論を行うワークショップを開催し、その中で、共用品推進機構の取り組みを紹介しました。
World Standards Day(WSD)は毎年各国でイベントが開かれていますが、ワークショップ型は本年が初めての取り組みでした。3つのグループに分かれプレゼンテーションや議論を行うスタイルで、各グループのテーマは「日常生活用品」・「建物、施設」・「情報機器、環境」でした。共用品推進機構は日本女子大学教授でISO/TC159(人間工学)の議長の佐川賢氏がモデレータを務める「日常生活用品」でプレゼンテーションを行いました。
これまで連携してきた海外の障害者団体の方のプレゼンテーションもあり、世界の団体の取り組みも理解することができました。またそれと同時に、障害者団体だけでなく、規格作成団体や教育機関に従事する人たちにも、共用品推進機構の取り組みについても関心を持ってもらうことができました。