マレーシアからの研修生に講義を行いました

日時:2009年11月17日
場所:共用品推進機構 会議室
担当:松岡光一、金丸淳子

マレーシアの標準化機関「STANDARDS MALAYSIA」の職員であるHussalmizzar Hussain氏が、財団法人日本規格協会(JSA)に1週間の研修に来られました。日本における国際標準化活動を学ぶことが目的で、その研修の一環として、共用品推進機構でアクセシブルデザインとその標準化について講義を行い、展示室を見学していだきました。

講義091117

左から、共用品推進機構松岡、金丸、Hussain氏、JSA職員の方

マレーシアは、東南アジアの中でも特に国際標準化に力を入れている国です。日本の規格をISO(国際標準化機構)へ提案する際も、マレーシアは全面的に協力をしてくださいました。ISOのTC(Technical Committee)173に、新しいSC(Sub Committee)設立を日本から提案し、参加国の間で投票が行われていましたが、先日投票が締め切られ、その結果、提案は可決されました。講義の中でこの新SCの話をしたところ、マレーシアも新SCへ積極参加するよう、Hussain氏自ら帰国後に提案すると述べられました。

毎年、国際標準化業務で共用品推進機構の職員がマレーシアを訪問しています。これからも情報交換を行い、さらにマレーシアとの協力関係を深めていきたいと思います。