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この度は、「第4回 目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト」に、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
お蔭様で盲学校の部では43名、50作品、一般の部では33名、55作品の応募をいただきました。
アイディアの内容は、盲学校の部では、学習を主体的に深く進めるためのアイディアや、日常生活をさり気なく支えてくれる夢のあるアイディア、不便さを劇的に解決してくれるユニークなアイディアなど様々な作品がありました。一般の部では、日常生活の不便さを解消するために、既存の製品やアイディアにオリジナルを加える作品が多く見られました。
それぞれのアイディアは、移動、衣服、医療機器、家電製品、金融、光学機器、住宅設備、情報、食品、書籍、日用品、文房具、玩具など、広い分野に亘るものでした。
審査は審査員会にて厳正に行い、盲学校の部、一般の部、共に以下の3つの視点から、最優秀賞(盲学校の部1名、一般の部1名)、優秀賞(各部2名ずつ)、入賞(盲学校の部4名と1団体、一般の部4名)を選定いたしました。
今回、盲学校の部で最優秀賞に輝いたのは埼玉県立特別支援学校塙保己一学園小学部1年生の作品「らくらくるーぺ」でした。年少児から小学校低学年の弱視の子供達に使いやすいように考えられた作品でした。
一般の部の最優秀賞は、視覚障害者の日常の不便さを解決し、より多くの人に使いやすくなる「手袋になるハンドクリーム」でした。
来年も継続してアイディアコンテストを開催する予定ですが、より具体的で実現可能性が高いものや、ユニークで斬新でありながら豊かな想像力が感じられるアイディア作品が集まることを期待しています。
目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト事務局
社会福祉法人 日本点字図書館
公益財団法人 共用品推進機構
らくらくるーぺ
コロコロ・スイスイ・楽々の白い杖
各入選作品の詳細と審査委員による講評については、下記のファイルにまとめました。ダウンロードしてお読みください。
目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト[第3回]はこちら
目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト[第2回]はこちら
目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト[第1回]はこちら