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うぇぶえほん『ぞうくんのしゃんぷーのおはなし』
「ぞうくん きょうも いっぱいあそんだね。
おふろにはいって さっぱりしよう」
ぞうくんのおとうさんが いいました。
「はーいっ!」
おふろがだいすきなぞうくんは
げんきに へんじをしました。
「からだは きれいにあらえたね。
つぎは あたまをあらうよ。
ぞうくん しゃんぷー わかるかな?」
おとうさんがききました。
「わかるよ! え~っと・・・」
「しゃんぷー! しゃんぷー!」
「どっちかなあ?」
「しゃんぷー! しゃんぷー!」
「あっ!」あぁぁぁぁぁ・・・
「えーん おめめがいたいよー!」
「あらっているときに めをあけたから
しずくが めに はいったんだね」
「でも おめめをつぶっていたら、
しゃんぷーがどっちか わからないぞう」
「ぞうくん しゃんぷーにはね
ぎざぎざがついていて めをつぶったままでも
さわると しゃんぷーってわかるんだよ」
「ほんとうだ。これなら めを つぶっていても わかるぞう!」
ぼく もう おぼえたよ!
みんなにも おしえて あげよう。
そういえば・・・
「うさぎちゃんのめが あかいのは
しゃんぷーのときに めを あけていたからかな・・・?」
「あした おしえてあげるぞう」
おしまい