第22回全国盲ろう者大会が開催されました。
大会では9つの分科会が開催され、別会場では、
機器展示、商品の販売コーナーが開設されました。
その中で、共用品推進機構も多くの方々に使える製品を展示しましたが、
今回は来場者も1000人を超え、共用品のコーナーも見学者が後を絶ちませんでした。
担当:森川美和
日時:2013年8月23日(金)~25日(日)
会場:千葉・幕張メッセ国際会議場
主催:社会福祉法人全国盲ろう者協会
共催:全国盲ろう者団体連絡協議会
企画・運営:茨城盲ろう者友の会、群馬盲ろう者つるの会、埼玉盲ろう者友の会、
NPO法人千葉盲ろう者友の会、NPO法人東京盲ろう者友の会
神奈川盲ろう者ゆりの会、新潟盲ろう者友の会、
ながの盲ろう者りんごの会
後援:厚生労働省、千葉県、千葉市 ほか
参加者:約1000名
<全国盲ろう者大会>
盲ろう者・盲ろう児とその家族、通訳・介助員及び教育・福祉関係者等が一堂に会し、
年1回の情報交換を行い、我が国の盲ろう者福祉のあり方について討議するとともに、
通訳・介助技術のいっそうの向上を図る機会とするため、開催されています。
第7分科会では「盲ろう者の結婚を考える」をテーマに、今、結婚している方々の体験談を聞きました。
共用品推進機構の展示ブース
説明者(左):牛乳の紙パックに切り欠きがついていて、
目の不自由な方にもわかるようになっています。
介助者(中央):そうなんですか~。
介助者:(目を手で隠しながら)
ここのところ(切り欠き)、触ってみて。
これが牛乳って、触ってわかるんだって。
当事者:(にっこりしながら)
へ~、いいね~。(手話)
盲ろう者の大会ですが、目が見えて、耳の聞こえない方も、たくさん来られていました。
顔がはっきり見える写真が掲載できないのが残念ですが、
みなさん、ニコニコしながら帰って行かれました。
来年は兵庫県で開催されるそうです。