アメリカに本部を置く規格開発機関「ASTM International」の方3名が共用品推進機構に来られ、意見交換を行いました。今週、東京で開かれている同機関の理事会に出席するため来日、アクセシビリティや日本の安心安全への取り組みについてさらに知識を深めるため、共用品推進機構の他にも、財団法人製品安全協会、独立行政法人製品評価技術基盤機構などを訪問されました。
当機構では、経済産業省や研究機関等で国際標準化に携わっている専門家の方々と共に、アクセシブルデザイン(AD)の標準化活動を紹介した後、機構の展示室でAD製品をご覧いただきました。
3名の方のうち、2名はそれぞれ、ウォルトディズニー、おもちゃ会社のフィッシャー・プライスに勤務されています。もう一人の方はASTMに勤務し、小さなお子さんがいて、展示室には大変興味を持ってくださいました。
●ASTM (the American Society for Testing and Materials)
世界的にも大きな標準化開発機関で、本部はアメリカにあり、中国、メキシコなどに支部を置く。団体として、消費生活製品の標準化に力を入れている。