ASTM Internationalのメンバーが来所

アメリカに本部を置く規格開発機関「ASTM International」の方3名が共用品推進機構に来られ、意見交換を行いました。今週、東京で開かれている同機関の理事会に出席するため来日、アクセシビリティや日本の安心安全への取り組みについてさらに知識を深めるため、共用品推進機構の他にも、財団法人製品安全協会、独立行政法人製品評価技術基盤機構などを訪問されました。
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当機構では、経済産業省や研究機関等で国際標準化に携わっている専門家の方々と共に、アクセシブルデザイン(AD)の標準化活動を紹介した後、機構の展示室でAD製品をご覧いただきました。
3名の方のうち、2名はそれぞれ、ウォルトディズニー、おもちゃ会社のフィッシャー・プライスに勤務されています。もう一人の方はASTMに勤務し、小さなお子さんがいて、展示室には大変興味を持ってくださいました。
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●ASTM (the American Society for Testing and Materials)
世界的にも大きな標準化開発機関で、本部はアメリカにあり、中国、メキシコなどに支部を置く。団体として、消費生活製品の標準化に力を入れている。

平成17~21年度調査報告書 ダウンロード開始

平成21年度 共用品推進機構の5件の調査研究報告書がまとまりました。
平成17~21年度調査研究報告書は、下記のウェブサイトからダウンロードできます。
どうぞご活用ください。
http://kyoyohin.org/03_download/0301_chousa.php
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平成21年度
●アクセシブルデザイン等に関する障害者等モニタリングシステム構築に関する調査研究報告書(要旨版)
●アクセシブルデザイン等に関する障害者等モニタリングシステム構築に関する調査研究報告書(本編)
●性教育に関する製品の共用品化についての調査研究実施報告書
●「支援機器ニーズ把握事業計画書」概要

平成20年度
●性教育に関する製品の共用品化についての調査研究実施報告書

平成19年度
●社会ニーズ対応型基準創成調査研究高齢者・障害者配慮分野の調査研究又はJIS原案作成調査成果報告書

平成18年度
●テーマ1:高齢者社会に向けたアクセシブルデザインの普及促進事業 成果報告書 一部抜粋
●テーマ2:高齢者・障害者配慮分野の調査研究 成果報告書 一部抜粋
●アジアにおける高齢者・障害者配慮標準化に関する国際規格共同開発事業 成果報告書 一部抜粋

平成17年度
●障害者・高齢者の日常生活の不便さ調査事業 報告書
●サービス業における身体機能低下に対応した働きやすい環境整備に関する調査研究報告書_要旨

ISO/TC173 新SC設立

 日本から国際標準化機構(ISO)に新設を提案していたTC173(技術委員会・福祉用具)新SC(分科委員会・アクセシブルデサイン)が承認され、4月2日にISOに正式登録されました。

ISO ウェブサイト
http://www.iso.org/iso/standards_development/technical_committees/list_of_iso_technical_committees/iso_technical_committee_participation.htm?commid=608504

 この分科会の幹事国は日本、事務局は共用品推進機構が担当させていただきます。
 現在、9カ国がこの新SCへの参加表明を行っており、今年の秋に第1回新SC総会を開くための準備に入りました。
今後は、新SCにおいて、高齢者・障害者配慮規格を作成し、国際的にアクセシブルデザインの製品が普及していくよう、邁進していきたいと思います。