旅行記-ベトナム・ハノイ編/Vietnam, Hanoi

2014年1月14日(火)
ヤンゴンから最後の訪問地ハノイへ。
バンコクエアウェイズ、ベトナム航空を乗り継いで、ハノイに到着しました。
タクシーでノイバイ国際空港からホテルまで、約550,000ドン(VND)
ホテルから空港まで370,000VND
VND10,000=51円(2014年1月14日の現地空港両替所レート)
数字が大きいので、円に換算するときは「ゼロを二つとって2で割る」と覚えておくと便利です。

この時期のハノイは日本の3月ごろの気温、ダウンジャケットは必須。
帰国便の出発は深夜だったので、街歩きには十分時間がありました。

1.オートバイ
噂には聞いていましたが、オートバイが多かったです。
道路を渡るとき、人はその間をすり抜けていきます。
歩く速さを変えないのがコツ。
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2.フォーの店
ベトナムは「フォー」というスープ麺が有名。
メニューはなく、席に着いたらすぐにフォーが出てきました。
好みで唐辛子を入れたり、ライムを絞ったりします。
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3.ホアンキエム湖 (Hoan Kiem)
ハノイ市街にある湖。喧騒から離れ、ゆっくり散歩できます。
大きな湖を囲む道に、誘導用ブロックが敷設されていました。
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4.ハノイ大聖堂(Nha Tho Lon)
ハノイで一番大きな教会。ちょっとしたランドマークにもなっています。
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5.ランチ
左:地元の人たちが通う小さなレストラン。
ケースの中から食べたいものを選んで、店の前でいすに座っていただきます。
右:料理が一品しかない店。座ったらすぐに料理が出てくるタイプ。
牛肉・野菜の入ったスープに麺をつけていただきます。
生野菜も付いてきますが、今回は食べないでおきました。
こういう店では、30センチあるかないかの低いいすに座って食事をするのが特徴。
お腹が一杯になってくると、座っているのがちょっと苦しいです。
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6.キンドー・ハノイ・カフェ(Kinh Do Hanoi Cafe252)
映画「インドシナ」の撮影に使われた老舗のカフェ。
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7.鎮国寺(Chua Tran Quoc)
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8.タンロン遺跡(Di Tich Hoang Thanh Thang Long)
タンロン遺跡は旧ハノイ城址で、2010年に世界遺産に登録されました。
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6.月
空を見上げたら月が。3か国での会議を滞りなく終えたこの日、
旅も終わりかとしんみりしました。
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1月9日(木)に出発して、17日(金)の早朝、帰国しました。
3か所とも初めての土地でしたが、病気にもならず、けがもせず、
無事に帰って来ることができました。
どの国の人も、決してニコニコ接してくれることはありませんでしたが、
聞けば何でも教えてくれるし、
わからなければ知っていそうな別の人を呼んできて、教えてくれました。
日本流の「笑顔でサービス」はなくても、気持ちは伝わります。
3か国で出会った皆さん、どうもありがとうございました。

旅行記-ミャンマー・ヤンゴン編/Myanmar, Yangon/Rangoon

2014年1月12日(日)
ジャカルタからヤンゴンへ、飛行機を乗り継いで到着しました。
ヤンゴンはミャンマーの首都、と思い込んでいましたが、
2006年10月に、正式にヤンゴンからネーピードー(Naypyidaw)に遷都しました。
それでもヤンゴンはミャンマー最大の都市、首都よりも見どころは多いようです。

ヤンゴン国際空港から市街地までのタクシー料金は9,000チャット(kyat:MMK)、
ホテルから空港までは、寄り道をしたのでMMK10,000。
参考:MMK1000=約1ドル(2014年1月13日の現地両替レート)
   ※日本円では、チャットに両替できませんでした。米ドル、ユーロのみ。
    額面の大きな紙幣の方が、レートは良いようです。

旅行のガイドブックには、「クレジットカードはまだ普及しておらず、
限られたところしか使えない」とありました。しかも、Masterカードのみとか。
しかし、実際にはクレジットカードの普及も進んでいて、
市場でも、VISAなどカードのシールを貼っている店がありました。
ホテル代もカードで精算できました。

さて、ミャンマーといえば、多くの方があの有名な女性の名前を
思い浮かべるのではないでしょうか。
そう、アウンサンスーチーさん。ではアウンサンスーチーさんの苗字は?
正解は、苗字は無し。ミャンマー人は苗字を持たないそうです。

ヤンゴンでも13日(月)の会議のあとと、翌日の出発前の短い時間で、
町の様子などを見て回りました。
1.アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)さんのご自宅。
この日は留守だったようです。
観光バス(おそらく欧米からの観光客)が止まり、一斉に写真を撮っていました。
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2.NLD本部事務所 (National League for Democracy Headquarters)
アウンサンスーチーさん率いる政党、NLD(国民民主連盟)本部事務所が市内にあり、
入り口で、グッズを販売していました。
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3.シティ・マート(City mart)
シティ・マートという高級スーパーが市内に数店舗あり、外国製品も置いていました。
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4.ボーヂョーアウンサン・マーケット (Bogyoke Aung San Market)
ヤンゴンで一番大きなマーケット。
布製品はそのお店の奥で、女性がミシンを使って作っていました(写真一番下)。
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5.中古車
消えかけていますが、車のフロントガラス右下にカタカナで「ヤンゴン」と書かれています。
ミャンマーで軍事政権から民主化した時、一番大きく変化したのは、
車の輸入規制が緩和され、それまでより安く車を購入できるようになったことだそうです。
車は日本からの中古車がほとんど。
この「ヤンゴン」も日本から輸出されるときに、行先を書いておいたのでしょうか。
まだ消されずに、残っていました。*クリックで拡大
文字だと認識されていないのかもしれません。
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6.乗り合いバス
トラックかなと思ったら、乗り合いバスだそうです。
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7.スクールバス
信号で止まった時に、ちょうどスクールバスが隣に止まったので、パチリ♪
ちょっと照れている子供たち。
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8.マッサージ店、ゲンキー・クリニック(Genky Clinic)
日系企業が多く入る「サクラタワー」というビルに入っていたマッサージ店。
視覚に障害のある人が施術していて、日本人が開店に協力したそうです。
※2月に移転予定。
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ヤンゴンには信号があまりなく、大きな道路を渡るときには緊張します。
それに渋滞も激しいのですが、犯罪も少なく(通訳の方の話による)、
治安の良い国の様です。
このあと、バンコク・エアウェイズ、ベトナム航空を乗り継いで、ハノイに移動しました。

旅行記-インドネシア・ジャカルタ編/Indonesia, Jakarta

2014年1月9日(木)
成田空港を出発し、約8時間でインドネシア、スカルノ・ハッタ国際空港に到着しました。
事前に現地駐在の知人に聞いていたので、タクシー会社のカウンターへ。
空港から市街地までのタクシー料金は、310,000ルピア(Rp)
ホテルから空港まではRp185,000でした。
空港に着いたら入国ビザに25アメリカドル、
出発の時に出国税がRp.150,000かかります。
この出国税を忘れないようにしましょう。
参考:Rp10,000=100円(2014年1月9日の現地両替レート)
タクシーに乗って、市街地に近づいたら、あの有名な「渋滞」でした。
ホテルまで3時間近くかかり、ようやくホテルに到着しました。

11日(土)、ジャカルタの障害者団体を訪問した後、数時間しかありませんでしたが、
現地駐在の知人が、ジャカルタの観光名所を案内してくれました。

1. Taman Mini Indonesia Indah
インドネシアの民族、文化などを知ることのできる巨大なアミューズメントパーク。
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ケーブルカーに乗こと20分弱、大地に再現したインドネシアの国土全体を見渡すことができます。
コモドドラゴンという2メートルはあるトカゲ。
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2.独立記念塔 (モナス) National Monument (MONAS)
(写真左)この中にお店を出すため、どっこいしょと屋台を担ぎ上げて持ち込んでいました。
協力した人たちは、作業の後その場で解散。
友人・知人なのか、知らない人同士でも協力するのが当たり前なのでしょうか・・・。
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3.イスティクラル・モスク Istiqlal Mosque (Mesjid Istiqlal)
イスラム教の礼拝堂(モスク)
とにかく広い!見学は裸足で。
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4.カテドラル Jakarta Cathedral (Gereja Katedral Jakarta)
こちらはキリスト教の大聖堂。モスクの目の前にあります。
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5.大統領官邸
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翌日は朝5時半にホテルを出発したので、さすがに渋滞もなく空港に到着しました。
ガルーダ・インドネシア航空とマレーシア航空を乗り継ぎ、
ジャカルタからヤンゴンへ。
機内のテレビ画面で緊急時の説明が流れていましたが、
手話の表示がありました。(ガルーダ・インドネシア航空)
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アセアン3か国出張(インドネシア、ミャンマー、ベトナム)

新年早々、インドネシア、ミャンマー、ベトナムに出張しました。
期間:2014年1月9日(木)~17日(金)
出張者:星川安之、金丸淳子
目的:アセアン加盟国で共用品の普及を行うプロジェクトのための事前調査。
   障害のある人たちへの不便さ調査などについて、協力要請を行いました。
訪問先:3か国の障害者団体

[インドネシア(ジャカルタ)]
1月10日(金)9時~
 ●Indonesian Blind union   インドネシア盲人連合
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 ●The Mitra Netra Foundation
       http://www.mitranetra.or.id/?lang=2
この組織は有志が私費で設立した団体で、視覚障害者のための用具や
視覚に障害のある子供たちが、勉強するために使う道具を販売しています。
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この日は子供たちが来て、パソコンの使い方を習っていました。

1月11日(土)
 ● Indonesian Association of Women with Disabilities
       http://www.disabilityrightsfund.org/grantee/asia/indonesia/2010/indonesian-association-women-disabilities-hwpci.html
障害のある女性のための団体。
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(写真右)立っている男性は通訳の方。
訪問も3団体目となり、コミュニケーション支援ボードについて、ご自身で説明してくださいました。
今回はそれぞれの国で、現地語と日本語の通訳をお願いしましたが、
言葉以外にも、通訳の方の力なくしては、団体の所在地までたどり着くことができませんでした。
本当にありがとうございました。

[ミャンマー(ヤンゴン)]
1月13日(月)9時~
 ●Myanmar National Association of the Blind
      http://www.mnab-myanmar.org/
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(写真左)
左手前の右手をついているベージュの服の男性は、通訳のアウン・チョウさん。
お世辞ではなく、とても優秀な通訳者です。
日本語の通訳を始めて何十年も経つそうですが、海外旅行の経験は一度もなく、
日本にすら行ったことがないそうです。

[ベトナム(ハノイ)]
1月15日(水)9時~
 ●Hanoi Disabled People Association
        http://www.dphanoi.org.vn/index.php?option=com_frontpage&Itemid=822
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 ●Hanoi Independent Living Center/Hanoi ILC
  http://eng.ttsongdoclaphn.vn/index.php?option=com_content&view=article&id=3&Itemid=12
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3か国を訪問していて、団体のリーダーの方々の志の高さに敬服しました。
今回は事前に各国の状況を知るということが目的でしたが、
どの国も、日本のよい仕組みや制度を取り入れたいと、
真剣に私たちの話を聞いてくださいました。
今後も連携を続けていきたいと思います。