国立科学博物館で開催された「2010夏休み サイエンススクエア」で、共用品推進機構は、昨年に引き続き、「触って分かる絵を作ってみよう」というイベントを開催しました。
日時:2010年8月13~15日
場所:国立科学博物館 F会場
担当:森川美和ほか
「触って分かる絵」は、目の不自由な子どもたちの学習用としても活用されている「レーズライター」という道具を使って書きます。レーズライターの表面は柔らかい素材でできていて、その上にビニール製の作図用紙を敷き、ボールペンで絵を描きます。すると図形がそのまま浮き上がり、指でなぞって絵の形を知ることができます。
集まった子どもたちに、シャンプーなどの共用品の説明から始めました。
次に、レーズライターを使った絵の書き方の説明です。
道具の使い方の指導を受ける子どもたち。
ボランティアの方も、手伝ってくださいました。
丁寧に、丁寧に書いている子。
じっと見守っているお父さん(足)。
マンモスの絵は上級者コース。
苦戦している子どもたちを見かねて、
お母さんも手伝っていました。
というより、お母さんの方が一生懸命。
インターンシップの学生たちも、“先生”として参加。
参加してくれた子どもたちの名前をテプラで作る学生。
帰るときにプレゼント。
1日4回、予約制で1回10人ほどの子どもたちに楽しんでもらいました。
大好評につき、満員御礼。
予約できなかった子どもたちも、
通路に展示した共用品のおもちゃで
遊んでいました。
テルミを読む子どもに、「目の見えない子も、触って分かる本なのよ」と、
子どもに目隠しをして話すお母さん。
『テルミ』 発行:日本児童教育振興財団
たくさんの子どもたちの笑顔と共に、3日間のイベントは終了しました。